「西武中村、パ記録の満弾14発 歴代2位タイ浮上」
(日刊スポーツ 7月2日(木)8時25分配信)

西武が3ラン、3ラン、満塁弾の豪華3本のアーチで首位ソフトバンクを撃破した。初回に2点を失ったが、3回にメヒアが16号3ランで逆転に成功。4回に栗山が5号3ランで突き放すとフィナーレはホームランの第一人者だった。9回に中村剛也内野手(31)が歴代2位タイの通算14本目の満塁弾となるリーグ単独トップの22号で勝利を決定づけた。チームも日本ハムと同率で2位に浮上した。

今年は1度しか見えない博多の夜空に、3発の花火が上がった。最後の特大花火は、開放されていたヤフオクドームの天井が閉じる目前だった。9回無死満塁。中村が内寄りのスライダーを振り抜き、左翼テラス席に運んだ。歴代2位タイとなる通算14本目の満塁弾を、15本で歴代1位のソフトバンク王会長が見守る中で披露。あと1本と迫り「巡り合わせもあるし、なかなか簡単じゃない」と慎重な姿勢も「頑張っていきます」と視界に捉えた。

「最後のおかわりの満塁弾で僕のホームランはかすむ」と冗談めかした栗山の1発も極上だった。4回1死一塁から好調秋山が粘って四球を選択。「あれだけ打てる打者が辛抱強く見極めた」。続く主将が初球を狙う。甘いカーブを中堅右のテラス席に高々と届けた。今年初めて新設されたテラス席を見た時に「富裕層(長距離打者)が恩恵を受けるのでは。僕らには関係ないでしょう」と庶民ぶりを強調していた。だがヤンキース時代のカノのような長打も打てる2番を目指す像が明確に形になった。

鷹の背中が遠のきかけていた。前日6月30日の移動日。羽田空港の本屋で田辺監督は1冊の本を手に取った。江戸時代の儒学者、佐藤一斎の「言志四録」を簡約した内容だった。「今日はゆっくり本を読ませてくれ」と報道陣との談笑も控え、1人の世界に入った。

 「自己啓発みたいな言葉が載っている。難しくて半分くらいで寝ちゃった」と笑ったが、言葉の力も長い戦いで必要になる。「勝ち越したい」と戦前に口にしていたソフトバンク、日本ハムとの上位9番勝負も4勝4敗で残り1戦。「下手したら3タテ食らう雰囲気だった。1つ勝って、明日は思い切りやれる」と目尻を下げた。

▼中村が5月30日阪神戦以来今季2本目、通算14本目の満塁本塁打を放った。満塁本塁打は王(巨人)の15本が最多で、14本は藤井(オリックス)中村紀(DeNA)に並び2位タイ。パ・リーグで14本は藤井に並ぶ最多記録となった。中村は現在31歳10カ月。王は14本目が36歳10カ月、15本目が37歳10カ月で、藤井は39歳2カ月、中村紀は34歳2カ月で14本目をマーク。3人より年少で14本目を打った中村は王の記録を抜けるか。

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「おかわり 通算14本目満塁弾 歴代最多王氏の目の前であと1」
(スポニチアネックス 7月2日(木)7時17分配信)

西武・中村剛也内野手(31)が、王貞治(巨人、現ソフトバンク球団会長)の持つ通算満塁本塁打15本のプロ野球記録にあと1本と迫った。1日のソフトバンク戦の9回に今季22号、自身通算14本目となるグランドスラムを放った。3回にはエルネスト・メヒア内野手(29)、4回は栗山巧外野手(31)が3ランを飛ばし、10得点で快勝。リーグトップの本塁打数を79に伸ばし、日本ハムと並ぶ2位に浮上した。

ヤフオクドームの夜風が心地よかった。オープンルーフデーの夜空に打ち上げた満塁弾。西武・中村は本塁を踏むと珍しく、ニンマリと笑った。

「ソフトバンク相手に3点差だったら、まだ分からない。いいところで打てた…かな」。本当はもっと早くに打ちたかった、と言わんばかりだったが、勝利を決定づけたのは間違いなかった。

6―3の9回無死満塁。それまで4打数無安打だったが、嘉弥真のスライダーを左中間テラス席に運んだ。ベンチから飛んでいた「テラス!テラス!」のヤジに一振りで応えた。通算14本目の満塁弾。「簡単ではないんですよ」と謙虚だが、5月30日阪神戦(西武プリンス)で13本目を放ってから、わずか1カ月だ。歴代2位に並び、最多記録保持者のソフトバンク・王会長が見ていた目の前で1本差に迫った。今季22号。日本ハム・中田、この日21号を7回に打ったソフトバンク・松田を突き放し、単独トップに立った。

29日ソフトバンク戦(東京ドーム)で4三振に抑え込まれて敗れ、ゲーム差が5・5に開いた。試合後、親交のあるタレント・ウエンツ瑛士からベンチ裏で激励を受けた。声を掛けられると「4三振やぞ!」と渋い表情をつくった。「だいぶ離されているので、なんとか食らいついていかないと」。鷹の独走態勢に待ったをかけたかった。

0―2の3回にメヒアが左翼テラス席に16号3ラン。4回には栗山がテラス席中堅に5号3ランと、テラス席への3発で全10点を奪った。「本塁打量産型」と化した球場に田辺監督は「テラス席は大きいよ。昨年までだったら捕られちゃう大飛球も、入っちゃうもん」と恩恵を口にする。

チーム本塁打数12球団トップの79を誇る強力打線。4番には、三塁手として出場を続ける中村がいる。通算294本塁打で満塁弾14本は、21本に1本ペース。王氏の57・9本に1本のペースをはるかに上回る。「(満塁本塁打は)巡り合わせもあるので、なかなか…。まあ頑張っていきます。きょう勝てたのが良かったですね」。勝負強い4番が、獅子を支える。 (神田 佑)

▼ソフトバンク・王貞治球団会長(歴代1位の通算満塁本塁打15本)彼は現役でしょ?20本くらいは打つんじゃない?

≪1年1本以上ペース≫中村(西)が今季2本目の満塁本塁打。通算満塁本塁打は14本となり、藤井(オ)、中村紀(D)と並ぶ歴代2位。王(巨)が持つ歴代最多記録15本にあと1本、パでは藤井と並ぶ最多記録とした。14本到達時の実働年数は王19年、藤井15年、中村紀15年に対し中村は13年と最速。1年に1本以上のペースで積み上げ、金字塔に王手をかけた。

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中村選手の満塁ホームラン!
868本もホームランを打っている「王さん」でさえ!
満塁ホームランは、15本なのに!

これで、14本目!!!
しかも、今季「2度目」の!
満塁ホームランの「おかわり」なんですヨ(((o(*゚▽゚*)o)))

どうせなら、このままのペースで!
今季、もう一杯、満塁ホームランを!
打って欲しいですよネ*\(^o^)/*

「おかわり、おかわり、もう一杯」*\(^o^)/*

そうそう・・・
田邉監督が購入した!
「江戸時代の儒学者、佐藤一斎の「言志四録」を簡約した」本!
今度、本屋さんで調べてみようかな〜(笑)

でもでも、難しいんだろうナ〜(笑)(笑)(笑)

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