「西武・森が決勝4号2ラン!清原超えハイペースのプロ通算10号」
(サンケイスポーツ 5月2日 7時0分配信)

 西武は1日、楽天6回戦(コボスタ宮城)に4-1で快勝。6番・森友哉捕手(19)が六回、決勝の4号2ランを放ち、40代では史上初の開幕4戦4勝だった楽天先発のケニー・レイ投手(40)に今季初黒星をつけた。プロ2年目で通算10号。歴代5位の525本塁打を放った清原和博(元西武)を打席数で上回るハイペースだ。

 仙台の夜空に高々と舞い上がった。白球が左翼ラッキーゾーンへ飛びこむ。豪快な一振りで森が勝利をたぐり寄せた。プロ通算10号は理想とする左方向への一撃だった。

 「バッテリーは併殺を狙って、ツーシームを引っかけさせようとしてくると思ったので。しっかり逆方向を意識した」

 同点に追いつかれた直後の六回無死一塁。森はレイの初球、外角138キロのツーシームに踏み込んだ。19歳の左打者が、40歳右腕に読み勝ちだ。第1、2打席は三振。「何とか積極的な打撃をしたいと思った」と借りを返した。

 左方向へのアーチは昨年8月14日、オリックス戦で榊原から放ったプロ1号以来。1メートル70と上背はないが、逆方向へ一発を打てるのが魅力だ。

 田辺監督は「反対方向に本塁打を打てたのは大きい。インパクトの強さが違う。あれだけ振っているから。打つポイントがよかったら、反対方向にもあれだけの打球が飛ぶということ」と説明。打席に入ると重心を低くする「シャコタン打法」(田辺監督命名)からの鋭いスイングが、本塁打を生み出している。

 今季の4本はすべて楽天戦。「どうなんですかね。相性いいんですかね?」と首をかしげるが、打率・417、10打点とお得意さまにしている。

 プロ2年目。189打席目(67試合)で飛び出した10号は、西武では歴代5位となる通算525本塁打を放った清原和博の215打席(64試合)より早い。プロ野球界で活躍する大阪桐蔭高出身。この日、リーグトップを走る9号を放った中田も、過去5度本塁打王に輝いた中村も、森の先輩だ。

 「まだまだ通過点」と笑みを浮かべた森。貯金「3」で2位のチームにバットで大きく貢献している。アーチストの系譜を受け継ぐ19歳がレオ打線に勢いを与えている。

・・・森選手の「シャコタン打法」

田邊監督、ナイスネーミングです(=゚ω゚)ノ

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