「西武高橋光がプロ初勝利 高卒ルーキー1番乗り」
(日刊スポーツ 8月10日(月)7時53分配信)
西武ドラフト1位高橋光成投手(18)がデビュー2戦目でプロ初勝利を飾った。5回1/3を無失点に抑える堂々の投球で、高卒ルーキーでは両リーグ通じて白星第1号となった。
ベンチで胸の鼓動が早まった。終盤まで1-0の展開。高橋光は「初勝利が頭によぎった。ドキドキ、緊張して見ていた」と言うが、8回以降の猛攻に身を乗り出して喜び、表情も緩んだ。ウイニングボールは「お世話になったので両親にあげたい」とはにかんだ。地元群馬から観戦に訪れた両親が見守る中、そのボールを手にお立ち台で無数のフラッシュを浴びた。
マウンドでは威風堂々だった。プロ初登板の2日のソフトバンク戦は3回0/3を4失点で敗戦投手。「思い切り腕を振ることを考えた。コーチとも話し合い、一番いいボールで勝負しようと思った」と、直球の比率を高めた。初回は制球が乱れ、けん制悪送球で自らピンチを広げた。だが最速149キロ直球を投じ、多少甘くなっても力でねじ伏せた。
日常ではピュアな18歳。同期入団の山田は「夜中にトイレで脅かすと、とんでもなくビックリする。何回やっても毎回です」と笑う。だが投手高橋光はスイッチが入ると別人になる。3回1死二塁は浅村の超美技による併殺に助けられたが、4回1死二塁は落差あるフォークによる連続三振で自力で切り抜けた。5四球と制球に苦しんだが、「ボールが多いのはいつものこと」と受け止めた。
夏が似合う。2年前の夏の甲子園で栄冠に輝いた。今カード直前の仙台遠征で栗山と焼き肉を共にし、「大阪で勝てるんちゃうか?」と予言された。プロとしての心構えも伝えられた。プロ入り後、体重が約2キロ減ったことに「もっと食べないといかん。最初の3、4年は食べるのも練習だと思えよ」と諭された。「気付いたことはノートに書けよ。俺もしている。言葉は忘れてしまうから」とも言われた。主将との席に、「緊張したけど、本当にありがたい話をたくさん聞けました」と感謝した。
楽天安楽ら高卒ルーキーの中で1番星を挙げた。「そこまでは考えていなかったけど、うれしいですね」。西武の未来に光がもたらされた。
▼高橋光が2試合目でプロ初勝利。西武の高卒新人で白星を挙げたのは05年涌井以来、ドラフト制後は8人目。涌井の初勝利は7試合目で、2試合目までに白星は初登板初勝利の99年松坂以来、16年ぶり。現在、高橋光は18歳6カ月。西武の最年少勝利は西鉄時代の54年6月17日北原の18歳3カ月だが、ドラフト制後は99年4月7日松坂と並ぶ年少勝利。
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栗山キャプテンと一緒の会食・・・
栗山キャプテンの初勝利の予言・・・
栗山キャプテンからのプロとしての心構えの伝授・・・
栗山キャプテンからのノートのススメ・・・
「う〜ん」!
さすが、栗山キャプテンですっ*\(^o^)/*
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