「西武名物ウグイス嬢 「杉谷いじり」はアドリブでございます」
(スポニチアネックス 8月30日)

ペナント争いもいよいよ佳境。グラウンド上で熱戦が繰り広げられる中、声でスタジアムを彩り、選手とファンの間をつなぐ。それが球場でアナウンスを担当する「ウグイス嬢」だ。メジャーリーグにもない女性アナウンスは日本球界独特の文化。「杉谷いじり」でおなじみの西武プリンスドームのアナウンス担当・鈴木あずささんにスポットを当て、ウグイス嬢の世界を特集した。

 「ただいま、杉谷選手が…」で話題の、西武プリンスドームのアナウンス担当・鈴木あずささんの肩書は「球団広報部リーダー」。今や、日本ハムの「杉谷いじり」ですっかりおなじみだ。アナウンス歴は04年から。北海道出身。「声を使った仕事がしたかった。募集がたまたまあって…」。球団に入る前は、札幌ドームで場内ツアーガイドの職に就いていた。

 「声だけでお客さまと、野球好き同士でつながることができる仕事はなかなかないですから」。西武にも男性DJがおり、鈴木さんはビジター球団のオーダーなどを読み上げる。最も大切なのは「試合のタイミングを 遅らせず、滞りなく無事に終わらせる」こと。元々、野球は好きだったが最初はスコアも書けず、オフには草野球に飛び入り参加。1日3、4試合のアナウンスを行うなど「特訓」を重ねたという。

 来場したファンが楽しみにしているのが、日本ハム戦の試合前練習でのアナウンス。西武線沿線、東京都練馬区出身の杉谷がフリー打撃を行っている時に、鈴木さんがユーモアたっぷりに「口撃」を仕掛ける。14年10月2日の日本ハムとの最終戦、杉谷本人から「フリー打撃終了です、の前に“杉谷選手”と入れてください!」と頼まれたのがきっかけ。通算本塁打は5本。練習でもスタンドインするかどうか…といった微妙なところを突くから笑いが起きる。

 ウイットに富み、何より愛情がある。「基本はアドリブなんですよ。本人の顔を見て…。書いたもの、メモを読むようにはしたくないので」。日本ハム・栗山監督からも「いつも(杉谷)拳士がお世話になってます」とあいさつされるという、ファンだけでなく両軍ナインも耳を澄ましている恒例行事。今季は9月27、28日がラストだ。

 「シーズンが終わると“風邪がひける!”と思いますね。普段は絶対にNG。カラオケとかも控えています」。今季で13年目のベテラン。ちなみに西武のアナウンスには、「ずっと引き継いでいる」という独特の言い回しがある。打順を読み上げる際に、「1番→」ではなく「1番←」とイントネーションを上げる。注目ならぬ「注耳」ポイントだ。球場を盛り上げるのは選手だけの仕事ではない。選手とファンをつなぐ存在。きょうもセ・パ各球場で、試合に欠かすことのできない美声が聞こえてくる。

 ◆鈴木 あずさ(すずき・あずさ)8月19日生まれ、北海道出身。年齢は「今までも言ってこなかったので…」と非公表。札幌第一―日大卒。札幌ドーム勤務を経て、03年12月に西武球団に入社。04年5月から1軍のアナウンスを担当する。趣味は一人旅と読書で「ミステリー、ファンタジーと何でも読みます」。好きな食べ物は辛いもの全般。

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西武のアナウンスには、「ずっと引き継いでいる」という独特の言い回しがある。打順を読み上げる際に、「1番→」ではなく「1番←」とイントネーションを上げる。注目ならぬ「注耳」ポイントだ。

マ、マジですか〜!
そんな、注耳ポイントがあるなんて〜!

次回、西武プリンスドームに行った際は!
是非、是非、注耳したいと思います(笑)

しかし・・・
鈴木あずささんと言う!
ウグイス嬢さんが、ライオンズの記事になるなんて!!!

ライオンズライフとしては!
見逃せませんですヨ\(^o^)/

アハハ!

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