「西武・佐藤 母にささげるプロ1勝 河原で母子キャッチボールが日課」
(スポニチアネックス 5月25日)

◇パ・リーグ 西武4―1楽天(2016年5月24日 西武プリンス)

 西武の4年目左腕・佐藤が、プロ3度目の先発でうれしいプロ初勝利を手にした。5回を3安打無失点。

 「初勝利を挙げることができて、凄くホッとしています」とあどけなさの残る笑顔をみせた。

 ピンチの連続だった。「開き直って腕を振るしかない。一番自信のある直球なので」。2回無死満塁のピンチを無失点で切り抜けると、5回1死一、三塁の場面では松井稼を139キロ直球で三ゴロ併殺に打ち取って勝ち投手の権利を手にした。過去2回の先発はともに5回途中で降板して2連敗。2軍時代から指導してきた潮崎ヘッド兼投手コーチは「よく踏ん張ったね」と目を細めた。

 家族にささげる初勝利だ。佐藤が小学1年時に父親が病死。母・久江さん(56)が女手一つで5人きょうだいを育ててきた。小学生の時は、家の裏の河原で母とのキャッチボールが日課だった。高校入学時に母が家計をやりくりして買ってくれた硬式用グラブは西武ドームのロッカーに大切に置いてある。「自分がいるのはお母さんのおかげ。ウイニングボールはもちろんお母さんに渡します」。試合後すぐに最愛の母に電話で勝利を報告した。

 福島県の実家でテレビ観戦した久江さんは「たくましく育ってくれた。本当にうれしい」と大喜び。プロ初先発だった11日の楽天戦(コボスタ宮城)で現地観戦した際に持参していた手紙には「苦しい時もあったけど、乗り越えて、よくがんばりました」と末っ子への思いをしたためていた。

 同学年には日本ハム・大谷や阪神・藤浪がいる。「自分には自分のスタイルがある。みんなと勝負できるようになれれば」。16年5月24日。遅れてきた「94年組」がプロ野球選手として大きな一歩を踏み出した。

 ▼西武・栗山(1点リードの7回に左越え3号ソロ)あの本塁打は大きかった。(佐藤)勇が頑張っていたので何とか勝ちを付けてあげたかった。

 ◆佐藤 勇(さとう・いさむ)1994年(平6)9月18日、福島県生まれの21歳。光南では2年秋からエースを務め、甲子園出場なし。12年ドラフト5位で西武入団。今春キャンプは自身初のA班(1軍)入りし、4月23日に1軍昇格。同26日のロッテ戦でプロ初登板を果たした。1メートル82、85キロ。左投げ左打ち。

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「西武・佐藤、5回3安打無失点で初勝利「家族全員の夢」叶った」
(サンケイスポーツ 5月25日)

佐藤家の苦労が、報われた。姉1人、兄3人がいる5人きょうだいの末っ子。小学1年のときに父が他界し、母・久恵さん(56)は女手一つで5人を育て、3人の兄は高校に進まず必死に働いた。ネット裏席で観戦した長兄・和俊さん(32)は「おやじが亡くなって、みんなで支えあってきた。初勝利は家族全員の夢でした」と感無量の表情だった。

 2年目の2014年1月、岸、菊池らのハワイ自主トレに同行。前年引退した石井一久氏が「将来のエースになれる素材」と岸らに育成を託したほど、素材は光っていた21歳。家族への思いを胸に、ようやくプロの扉をこじ開けた。

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まずは、プロ入り初勝利!
佐藤投手、おめでとうございます(^O^)/

上記の記事に書いてあったコト!
昨日のパ・リーグテレビでも、聞いていました。

ほんとに、ほんとに、良い〜話です!

将来のエースになれる素材!
期待大ですヨ(^O^)/

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