「来季8年ぶりV狙う西武、助っ人3人&10年目で初勝利右腕も契約更新せず」
(Full-Count 11月6日(金)11時1分配信)

終盤でCS逃し、34年ぶり2年連続Bクラスの西武、外国人含めて12選手が戦力外に

 今季シーズン終盤にロッテに抜かれ、4位に終わった西武は、シーズン終了後に外国人、育成選手を含めて12選手を戦力外とした。前年の5位から一つ順位は上げたものの、34年ぶりの2年連続Bクラスとなった今シーズン。来季は2008年以来7年間遠ざかっているリーグ制覇に向けて再出発を切る。

 シーズン終盤には長きに渡ってエースを務めたベテラン右腕、また球界の人気者として名を馳せたムードメーカーの外野手らが引退を表明。10月に入ると、2軍でくすぶっている選手の中から戦力外が告げられる者も少なくなかった。また外国人選手は3人が契約解除を言い渡された。

 改めて、チームから去る主な選手の実績を振り返ってみよう。

◯西口文也(引退)

入団21年目。通算436試合に登板。182勝118敗6セーブ3ホールド、防御率3.73。

 西武のエースとして1996年から2002年まで7年連続2桁勝利。1997年にはMVP、沢村賞、最多勝、最多奪三振、最高勝率、ベストナイン、ゴールデングラブ賞などタイトルを総なめし90年代の西武の顔として君臨した右腕も衰えを隠せず。43歳を迎えた今季、現役生活に終止符を打った。

 9月28日に引退試合が行われ「西口コール」で見送られたレジェンド。来季から「球団本部編成部付」という肩書きで第2のキャリアに足を踏み入れる。

◯森本稀哲(引退)

プロ17年目。通算1272試合に出場。打率2割5分9厘、33本塁打、267打点、106盗塁。今季は12試合の出場で12打数無安打。

 日本ハム時代の2006年には新庄剛志、稲葉篤紀とともに鉄壁の外野陣として日本一に貢献。さらに明るいキャラクターとパフォーマンスで人気を博し、球界一のエンターテイナーとして名を馳せた。しかしそんな俊足、堅守を誇る外野手も、2011年に横浜にFA移籍するも、結果を残せず。2013年オフに戦力外通告を受けた。そして西武に拾われて2年間が過ぎた今年に引退を表明した。

07年ドラ1右腕&高卒10年目の今季初勝利の右腕が戦力外
◯米野智人(戦力外)

プロ16年目。通算299試合に出場。打率2割6厘、13本塁打、64打点、3盗塁。今季は2試合の出場で4打数無安打。

 ヤクルト時代の2006年に116試合でマスクを被ったかつての“ポスト古田”も、レギュラーに定着できずに2010年途中に西武に移籍。外野手に転向するも結果が出ず、ついに戦力外通告を受けた。

◯平野将光(戦力外→現役引退)

入団8年目。通算60試合に登板。6勝13敗1セーブ2ホールド、防御率5.13。

 2010年には完封勝利を含む4勝(4敗)をマークした2007年の大学・社会人ドラフト1位投手も、2012年からは未勝利。今季は1軍の登板がなく終わっていた。

 2軍では主に中継ぎで22試合で防御率3.08だったが、32歳の右腕は現役引退を決断。来季からは「若獅子寮副寮長兼育成」のポストで新たなスタートを切る。

◯田中靖洋(戦力外)

入団10年目。通算42試合に登板。1勝3敗1セーブ、防御率3.62。

 今季8月31日の楽天戦で3回を無失点でプロ初セーブを挙げ、9月12日の日本ハム戦では救援で延長11回に登板し、プロ初勝利も、オフに戦力外通告を受けた。18試合の登板で防御率は1.35と安定していたが、そのアピールは実らなかった。

助っ人3人も契約交わさず
◯ミゲル・メヒア(契約解除)

入団1年目。4試合に登板し、防御率14.73。

 昨年、台湾で歴代最多の35セーブをマークした右腕も、日本球界では振るわず。わずか1年で契約解除となった。

◯ウェイド・ルブラン(契約解除)

入団1年目。8試合に登板し、2勝5敗、防御率4.23。

 2006年にパドレスから2巡目指名を受け、2010年には8勝(12敗)を挙げた左腕も、今季加入した西武では2勝(5敗)にとどまり契約延長はならなかった。

◯アンソニー・セラテリ(契約解除)

入団1年目。33試合に出場し、打率1割8分3厘、6打点。

 米国でバッテリー以外のすべてのポジションを守るなど、内野のユーティリティーとして期待されたが、目立った成績は残せずに出場機会も伸びず。契約解除となった。

 今季、西武はチーム631得点、136本塁打、打率2割6分3厘は全てソフトバンクに次ぐリーグ2位の数字だった。課題は投手力。シーズン途中で調子を崩した抑え・高橋朋己に負担をかけすぎない救援陣の充実と、規定投球回に達した投手が十亀剣のみというローテーション事情の整備が今オフの課題となりそうだ。

 優勝から遠ざかって7年。球団にとって、1964年から81年の18年間に次いで2番目に長い数字だ。来季8年ぶりのリーグ制覇に向けて、オフの動向も注目される。

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ライオンズに在籍していた「皆様」(^O^)/
ほんとうに、お疲れさまでした!

そして・・・
優勝から遠ざかって7年。球団にとって、1964年から81年の18年間に次いで2番目に長い数字だ。
優勝から遠ざかって7年。球団にとって、1964年から81年の18年間に次いで2番目に長い数字だ。
優勝から遠ざかって7年。球団にとって、1964年から81年の18年間に次いで2番目に長い数字だ。

ん、もう〜!
頼むよ、ライオンズ( ´ ▽ ` )ノ

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