「西武秋山、最終戦で駆け抜け日本新の216安打」
(日刊スポーツ 10月2日(金)8時10分配信)

 西武秋山翔吾外野手(27)がプロ野球のヒットメーカーの頂点に立った。今季最終戦のオリックス戦で6回に三塁内野安打を放ち、シーズン215安打。214本で並んでいた10年の阪神マートンを超えてプロ野球記録を樹立した。9回にも中堅左への三塁打で216本に記録を伸ばした。しかしチームは敗れ、ロッテと入れ替わり、4位に陥落。5試合を残しているロッテが2勝すれば3位が確定するため、CS進出へ窮地に立たされた。

 秋山が新たな領域を創造した。6回1死。バリントンの外角高め直球を三遊間へはじき返す。懸命に俊足を回転させる。一塁ベースへ駆け込み、アピールするように両手を広げる。今季215度目のHランプ。81年のプロ野球史で、ついに頂点に立った。「光栄です。でも野球界の上に名前があるのは恥ずかしい」と現実感が湧かなかった。

 前人未到のヒット数を並べてきた。希代のパワーヒッターだった松井秀喜は過去の本塁打の日時、カウント、対戦相手を細かく記憶している。200本以上のヒットの記憶力は-。「あまり覚えていないもんです。それはヒットの少ないシーズンでも同じ。毎年、オフにヒット集の映像を見ると『こんなヒットあったっけ?』と思う」と記憶の片隅に埋没するものもある。

 それでも心に刻む1本がある。6月9日の交流戦広島戦の今季92安打目。同世代のエース前田から8回1死満塁で左翼線に決勝の2点適時二塁打を放った。「シチュエーション、打球方向、相手…。今年のベストヒットです」と振り返る。

 チームの勝利を第一義に置きながら、数字との戦いに挑んできた。「数字は好きな方ですよ。それを意識することはありませんが」。数字に対する感覚が鋭い。イチローのシーズン210安打に王手をかけていた前日30日の試合前。苦闘しながら積み上げたプロ通算211本目の安打を聞かれ、頭脳を回転させた。「1年目が66安打、2年目が118安打だから残り27本ですよね。3年目は開幕から調子が良かったので4月ぐらいじゃないですか」。ホームランで達成とヒントを差し出すと「楽天戦じゃないですか?」。13年4月27日の楽天戦、則本からの4号ソロが答えだった。

 最後までヒットより勝利を追求した。4点を追う9回。中堅左を破る三塁打で216本に伸ばした。「初回に出ていれば試合展開も変わったかも。1番として初回に塁に出るのは大事」。CS進出が大きく後退する敗戦は重たかった。

 だが快挙は残る。秋山は膨大なヒット数の意味を考える。「それだけ打席に立たせてもらったことに感謝したい」。216回の快音を感謝に置き換えた。

 ▼秋山が2安打を加え今季216安打。10年マートン(阪神)の214本を抜くシーズン最多安打のプロ野球新記録をマークした。打率3割5分9厘で今季全日程終了。現時点で柳田(ソフトバンク)の3割6分5厘を上回ることができず、安打のプロ野球記録で高打率を残しても首位打者になれない不運となりそうだ。ちなみに首位打者を逃した打者の高打率3傑は(1)86年クロマティ(巨人)3割6分3厘(2)79年新井(南海)3割5分8厘(3)81年篠塚(巨人)3割5分7厘で、秋山の打率はクロマティに次ぐ2番目に相当する。

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秋山選手!
日本のプロ野球の記録に残る「216安打」!

本当に、本当に、おめでとうございます*\(^o^)/*

わたしも、京セラドーム大阪で!
自身の「眼」で・・・
見られたコト!
「ライオンズライフ」の記憶に、永遠に残りますヨ(^O^)/

本当に、本当に、おめでとうございます*\(^o^)/*

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