「【西武】浅村、ＣＳ引き寄せる満弾！「残り４試合全勝」ファンに約束」
(スポーツ報知 9月27日 7時4分配信)
ＣＳへの希望を乗せた放物線がレオ党で埋まった左翼席で弾んだ。浅村は手応えをかみしめるようにダイヤモンドを回った。同点に追いつかれた直後の８回１死満塁。クルーズの１５３キロの直球をとらえた。試合前まで今季２打数無安打の速球派との対戦に「多分打てないなと思ったので、思い切っていこうと。あんなに完璧にあの直球を打てて、ちょっとパニックになった」。それほど会心の一発だった。
１３号グランドスラムは、今季チーム９本目の満塁弾となり球団では８０年に並ぶ最多タイ。浅村も満塁では今季３割５分３厘、２本塁打、２０打点とめっぽう強い。「理由はわからないけど無死、１死なら犠牲フライでもいいと思える。それがいい結果につながっているのかも」と、過度な重圧を感じずバットが振れている。
ここまで１２死球、７犠飛はチームトップ。逃げずに塁に出て、欲しい場面で打点を稼ぐスタイルは、尊敬するオリックス・中島に近づいてきた。この日も西武時代の中島の背番号と同じ「３」のネックレスをつけ試合に臨み「死球で当たっても１点」と冷静に打席に立ち、快挙につなげた。チームを５度目の４連勝に導き５割復帰。４位・ロッテが負けたため１・５差をつけた。お立ち台で頼れる５番は「（残り４試合）全勝でいける気がします」とファンに約束。今はそれだけの勢いがある。
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１３号グランドスラムは、今季チーム９本目の満塁弾となり球団では８０年に並ぶ最多タイ。
まだまだ、あと3試合あります。
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