「3度の“ノーノー未遂” 引退レオ西口が1年目にみせた大物感」
(日刊ゲンダイ 9月25日(金)9時26分配信)

「200勝には届きませんでしたが、入団1年目に見た時からこのぐらいの投手になるとは思っていましたよ」

23日に引退会見を行ったべテラン右腕について、西武OBの片平晋作氏がこう言った。

94年ドラフト3位で立正大から入団した当時、二軍監督だった片平氏は、西口の大物ぶりに目を見張ったという。

「1年目は球団の方針で米国の独立リーグに野球留学させたのですが、状態が非常にいいという報告が現地から入り、予定より早く帰国させたのです。ブルペン投球を見ながら加藤(初)投手コーチと、彼の能力を見極めるにはどこでデビューさせるか話し合いました。数日後、浦和でのロッテ戦(二軍)の八回に無死満塁のピンチを迎えた時、『行ってこい』と送り出したところ、3者連続三振に仕留めて淡々とベンチに戻ってきた。普通の新人ならガッツポーズでもして喜ぶものですが、西口はベンチに座ると涼しい顔で汗を拭いている。『やるな、コイツ』と思ったものです。東尾監督に『肝っ玉の据わった大物です』と報告しました。東尾監督はこういうタイプの投手が好きですから、後半戦は9試合に使い、初完投、初完封勝利も収めましたね」

■“タコ踊り”のような投球フォームはいつから?

和歌山出身の東尾監督と同郷ということもあり、大いに期待された。練習嫌いでも結果を残す天才肌で、2年目の96年には16勝、173奪三振と最多完投を記録。97年は初の開幕投手を務め、最多勝、最多奪三振、最高勝率、沢村賞、MVPなどタイトルを総なめにした。

西口と言えば忘れられないのが3度のノーヒットノーラン未遂だ。02年8月の千葉ロッテ戦、05年5月の交流戦での巨人戦はいずれも九回2死から安打(巨人戦は本塁打)を許した。

悔しかったのは05年8月27日の楽天戦だろう。九回まで無安打に抑えていたが、延長十回に沖原に打たれて快挙を逃した。「思い出すのはノーヒットノーラン。今思えばやっとけばよかった」と語った。

ちなみに前出の片平氏は、評論家などから「タコ踊り」と揶揄されてきた西口の躍動感あふれるフォームは「入団当時から変わりません」と言った。

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やっぱり「大物」は、いつの時でも「大物」なんですネ(^O^)/

そう言うことでは・・・
高橋光成投手には「期待大」です*\(^o^)/*

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