「西武・田辺監督続投へ 昨年5位→CS圏3位の手腕を評価」
(スポニチアネックス 9月25日(金)5時36分配信)

西武・田辺徳雄監督(49)が来季も指揮を執ることが24日、決定的になった。昨季途中に打撃コーチから監督代行となり、今季から1年契約で監督に就任。球団は昨季5位に沈んだチームを、3位(24日現在)まで押し上げた手腕を高く評価した。チームは2年ぶりのクライマックスシリーズ(CS)進出を、1ゲーム差で追いかける4位・ロッテと争っており、最終的な決定はレギュラーシーズン終了後となる見込みだ。

就任1年目の田辺監督はシーズン残り5試合で3位をキープ。後藤高志球団オーナーはこれまで「今年監督に就任して、正式には1年目。厳しい戦いを、戦い抜いてくれていると思っている。本当にしっかりやってくれている」とその手腕を高く評価し、全幅の信頼を寄せている。4位・ロッテとの激しい3位争いが続く中で、球団は来季以降も指揮官として最適な人材と判断。CS進出いかんにかかわらず、続投させる方針を固めた。

昨季6月から監督代行を務め、今季は1年契約で監督に昇格。開幕時にエース岸や菊池の主戦投手を故障で欠く中で、開幕から13年の8連勝以来となる7連勝を収めた。そして昨季Aクラスに一度も浮上することなく、5位に沈んだチームをCS進出争いを繰り広げるまでに押し上げた。

さらに選手、コーチとの対話を重視する姿勢から選手の人望も厚い。2軍打撃コーチ時代に中村、栗山を育て上げて1軍に送り出すなど若手育成の手腕は高く評価されており、今季もドラフト1位右腕の高橋光、同3位の遊撃手・外崎ら若手を積極的に起用し、チーム内の活性化に成功した。

7年ぶりのリーグ優勝を逃し、7月15日の楽天戦(西武プリンス)から球団史上ワーストの13連敗も喫した。8月15日には借金が最大で7まで膨れ上がり、田辺監督は「全責任は監督が負う」と話している。それでも、後藤オーナーは「13連敗中は相当苦しかったと思うけど、ドンと構えて、しっかりと選手を掌握してくれていたと思う」と評価。現在は借金1まで持ち直しており、続投要請を受ければ、受諾することは確実だ。

現役時代は主に正遊撃手として黄金期を支え、15年間プレーした西武に強い愛着もある。「西武生え抜きの選手がチームを押し上げる。その道筋をつくりたい」と覚悟を持ち、今後のチーム強化にも強い思いを持っている。CS出場を果たすことでリーグ優勝を目指す来季への道筋をつくる。

◆田辺 徳雄(たなべ・のりお)1966年(昭41)5月11日、山梨県生まれの49歳。吉田高から84年ドラフト2位で西武入団。主に遊撃手として西武黄金期を支え、90年からのリーグ5連覇に貢献。89、92年にはベストナイン、ゴールデングラブ賞を獲得した。99年オフに、金銭トレードで巨人に移籍し、00年に現役引退。通算成績は1229試合で打率・268、87本塁打、442打点。02年に2軍打撃コーチで現場復帰。13年から1軍打撃コーチを務め、昨季6月から監督代行として指揮。1メートル78、78キロ。右投げ右打ち。

ーーーーー

田邊監督も、志半ばで交代させられたら・・・
悔やんでも、悔やみきれないでしょうしネ(; ̄ェ ̄)

我々ファン共々・・・
ライオンズの優勝目指して、指揮して欲しいですっ*\(^o^)/*

ランキングに参加しています!
「ぽちっと」押していただけると嬉しいです!

にほんブログ村 野球ブログ 埼玉西武ライオンズへ
にほんブログ村