「スランプを乗り越えて…“前半戦の主役”西武・森友哉の逆襲」
(ベースボールキング 9月8日 6時30分配信)

 2015年シーズンのプロ野球もいよいよ佳境。最近ではヤクルトの山田哲人やソフトバンクの柳田悠岐が話題の中心となって盛り上げているが、プロ野球の前半戦で球界の中心にいたのはこの2人ではなかった。

 高卒2年目・19歳(当時)ながら指名打者として台頭し、オールスターでは史上最年少での最多得票を得た男…。そう、西武の森友哉こそ、今年のプロ野球・前半戦の主役だった。

 開幕から交流戦前までの46試合で打率.300、本塁打9、打点27をマーク。ファンはそのフルスイングに心を奪われ、力強い打球に夢を乗せた。

 交流戦に入ると、DH制のない試合も出てくることから不慣れなライトに挑戦。もがきながらも出場を続け、6月の終わりには本塁打も13本まで到達。松井秀喜以来となる高卒2年目の20本塁打は確実とまで言われた。

 ところが、夏場に入り待っていたのはプロ入り後一番とも言えるスランプ。7月は月間打率.262、8月は.250と苦しみ、本塁打は6月26日を最後に2カ月間も出なかった。

 それでも、苦悩の夏を終えた森は一回り成長して戻ってくる。9月1日のソフトバンク戦で67日・170打席ぶりの一発をプロ初のグランドスラムで飾ると、つかえていたものが全て吹っ飛んだ。

 それ以降、9月はここまで6試合で打率.435、2本塁打で7打点と完全に息を吹き返した森。激しいCS争いが続くチームにとって、これ以上ないタイミングでの復調となった。

 スランプをバネに、9月の逆襲へ――。復調の気配漂う20歳が、西武の命運を握る。

◆ 森友哉
122試合 
打率.288 出塁率.357 長打率.467 OPS.824
安打122 二塁打29 三塁打1 本塁打15
塁打数198 打点61 得点45 三振128
四球40 死球7 犠打0 犠飛2 盗塁0 併殺4

◆ 西武の先輩の高卒2年目
・浅村栄斗 30試 率.262(42-11) 本2 点9 OPS.883
・中村剛也 4試 率.167(12-2) 本0 点2 OPS.536
・中島裕之 4試 率.143(7-1) 本0 点0 OPS.286
・松井稼頭央 69試 率.221(204-45) 本2 点15 OPS.549
・清原和博 130試 率.259(444-115) 本29 点83 OPS.907

◆ 他球団のスラッガーの高卒2年目
・中田 翔(日本ハム) 22試 率.278 本0 点1 OPS.623
・大谷翔平(日本ハム) 87試 率.274 本10 点31 OPS.842
・坂本勇人(巨人) 144試 率.257 本8 点43 OPS.651
・筒香嘉智(DeNA) 40試 率.241 本8 点22 OPS.782
・山田哲人(ヤクルト) 26試 率.250 本1 点1 OPS.691

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こうやって、他の選手と比べてみても・・・
森選手の「凄さ」が、良くわかりますネ(^O^)/

もっと、活躍してほしいですヨ*\(^o^)/*
頼むぞ、森選手!!!

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