「西武・田辺監督はプロ入り後もうどん屋の手伝いをしていた」
(サンケイスポーツ 9月2日 14時30分配信)

 オールスター第1戦(7月17日)の前に東京ドームホテルで監督会議が開催された。

 西武・田辺徳雄監督(49)は12球団の監督でひとりだけ電車に乗って登場。今年は球宴に出場しなかったため、会議が終わると、JR水道橋駅へ向かい、行きに買った切符をバッグから取り出し自動改札を通り、オールスターを観戦するファンが降りてくる電車に乗って帰っていった。

 西武が今季行った東京ドームの5試合も、ファンでごった返す中、満員電車で帰宅。監督になっても飾ることなく、庶民派感覚を失わない。田辺監督らしいエピソードだと思い、以前この話をコラムに書いたが、さらに驚く話があった。

 田辺監督は山梨県富士吉田市出身で、本家は「田辺製麺」という富士吉田の名物「吉田うどん」の製麺業を経営。「吉田うどん」は硬くてコシのある麺が特徴で、農林水産省の「郷土料理100選」にも選ばれている。年末になると大忙しで、田辺監督も手伝っていたという。

 当然、小さい頃の話だと思い聞いていると「プロに入っても何年間かやっていたよ。麺が入った木箱は重くて。それが10段ぐらいあるから。あれは腕力を鍛えるいいトレーニングになった。手伝いにもなるし、いいことづくめだったよ」と話されて驚いた。

 しかし、地元で有名な野球選手が、いきなり麺を持ってきたら驚かれるだろう。ところが「家の玄関先にこっそり置いていくから、誰も俺が持ってきたとは気づかないよ」。 

 現役時代も清原、秋山、石毛といったスター選手の中で、いぶし銀の活躍をみせていたが、手伝いでも“脇役”だった。

 田辺監督は少年野球チーム「山梨ふじやまボーイズ」の顧問を務めるなど、地元を大事にしている。8月22日のロッテ戦には地元の都留信用組合が応援ツアーを企画し、富士吉田からバス9台、約500人の応援団が西武プリンスドームまでやってきた。

 田辺監督は「ここまでこぎつけるのに、30年かかったよ」と喜んでいたが、富士吉田市からは「富士山で優勝パレードをしてほしい」と頼まれている。

 リーグ優勝は難しくなったが、3位に入れば日本一の可能性はある。パレード実現のためにも、もう一踏ん張りしてほしい。

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田邊監督の本家?
が「田辺製麺」と言うところだそうで!

これは、行ってみなきゃですネ*\(^o^)/*

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