「森友哉 高卒2年目でトップクラスのバッティング」
(ベースボールチャンネル 5月21日(木)8時30分配信)

 西武・森友哉の勢いが止まらない。ここまで(5月19日現在)開幕から41試合すべてに出場して、打率.309(リーグ6位)、本塁打8本(同4位)、打点22(10位)と、DHに相応しい活躍でチームを牽引している。

 なにより恐るべきことは、森がまだ入団2年目の選手であるということだ。ルーキーイヤーの昨年も、3試合連続本塁打を放つなど大器の片鱗を見せたが、2年目の今年はすべてにおいてスケールアップ。大阪桐蔭高の西谷浩一監督に「歴代教え子の中でもバッティングは森がナンバーワン」と言わしめたセンスの高さを見せつけている。解説者の金村義明氏は森について、このように語っていた。

「あれだけフルスイングできることも凄いし、芯に当てる技術も素晴らしい。とても高卒2年目の選手とは思えない。打席での姿は風格すら漂っています。高卒2年目で試合に出ること自体、難しいことなのに、ちゃんと成績も残している。僕の2年目なんて、ほとんどファーム暮らしでしたし、一軍の試合に出ても打てる雰囲気がなかったですから」

 ここで80年以降に活躍した主な高卒野手の、プロ2年目の成績を見てみたい。

清原和博/130試合、打率.259、29本塁打、83打点
立浪和義/30試合、打率.235、2本塁打、8打点
前田智徳/129試合、打率.271、4本塁打、25打点
イチロー/43試合、打率.188、1本塁打、3打点
松井秀喜/130試合、打率.294、20本塁打、66打点
城島健司/17試合、打率241、4本塁打、9打点
内川聖一/42試合、打率.333、2本塁打、7打点
中村剛也/4試合、打率.167、0本塁打、2打点
坂本勇人/144試合、打率.257、8本塁打、43打点
中田翔/22試合、打率.278、0本塁打、1打点
浅村栄斗/30試合、打率.262、2本塁打、9打点

 ここに挙げたのは一軍出場のあった選手たちだが、2年目の選手が試合に出ること自体難しいことであり、レギュラー獲得となるとほんの一握りしかいないのが現状だ。その上で結果を残すとなると、さらにハードルは上がる。

交流戦で気になる森の起用法
 かつて阪神で活躍した掛布雅之氏は自身の現役時代を振り返り、こんなことを言っていた。

「1年目はプロで戦う体力をつけることに必死でした。2年目はプロのスピードに慣れることで必死でした。3年目になってプロのボールに慣れ、ようやく自分のバッティングができるようになってきました」

 その掛布氏も初めて3割に到達したのは入団3年目。2年目は106試合に出場するも、打率.246、11本塁打、29打点に終わっている。ちなみに、高卒2年目の選手で打率3割をマークしたのは、1953年の中西太(西鉄)、1960年の張本勲(東映)の2人だけ。このまま好調を続け、3割をマークすれば史上3人目の快挙となるが、この記録に挑もうとしている森の凄さが、この顔ぶれからもわかる。

 まもなくすれば、交流戦がはじまる。これまでDHとして出場してきた森だが、DH制のないセリーグ主催のゲームでは捕手、もしくは外野での起用が検討されている。その中で、これまで通りのバッティングを見せることができるのか。交流戦を含め、シーズンはまだ100試合ちょっと残っている。これからどんなバッティングを見せてくれるのか、森の打席から目が離せそうにない。

ーーーーー

う〜ん、森選手、凄すぎますネ!
このまま、好調を続けて、史上3人目の3割バッター(高卒2年目での)に
なって欲しいです(^O^)/

そうすりゃ、ライオンズ、優勝?

ウヒヒヒヒ!

ランキングに参加してます!
「ぽちっと」押していただけると嬉しいです!

にほんブログ村 野球ブログ 埼玉西武ライオンズへ
にほんブログ村