「西武中村V弾、のってきた主砲が不敗の涌井止めた」
(日刊スポーツ 5月20日)
おかわり君が必勝神話を打ち砕いた。西武中村剛也内野手(32)が1-1の6回1死無走者からバックスクリーン左にたたき込む決勝の8号ソロ。ここまで登板した試合でチームを負けなしの8連勝に導いていた涌井に土をつけた。連勝は5連勝した4月9日以来。4番の一撃が、11カードぶりの勝ち越しをもたらした。
これぞ4番の一振りだった。中村は高めに浮いたカットボールを力みないスイングで完璧に仕留めた。打球は高々と舞い上がりバックスクリーン左に着弾。「(バットの)芯付近でとらえたんで入るとは思ったんですが、マリンは風で思った通りにいかない時もある。今日は邪魔されなかったです」とうなずいた。
決勝の特大弾は涌井から5本目のアーチ。通算13打点と好相性だが「いいイメージはないですが、悪いイメージもないという感じ」と淡々。それでも「今日唯一の甘い球をしっかり打てたのはよかった」と納得の表情を浮かべた。
失投を逃さずにスタンドに放り込む-。希代のホームランアーチストは、自身の職業をプロ野球選手ではなく「バッターです」という。「決して守備をおろそかにするのではなくて、自分が一番やらなきゃいけないこと、求められていることは得点を挙げることですから」。長男に続き、幼稚園に通う次男も最近は野球が分かるようになってきた。「もし『仕事は何?』って聞かれたら、バッターだよ、って答えますね。変なところは見せられないですよ」。相手エースから試合を決めた会心の1発。バッター中村の真骨頂だった。
接戦を制し、チームは11カードぶりの勝ち越し。中村は「僅差のゲームを2試合続けて勝てた。これを続けていければチームも上がっていける」。ここ5試合で4本塁打と「ミスショットはだいぶ減ってきた気がします」。打線の真ん中にどっしりと座る男が、いよいよ波に乗ってきたた。
▼西武中村が元同僚の涌井から本塁打。両者の対戦は涌井がロッテに移籍した14年以降、通算12試合目だが、本塁打は早くも5本目となった(14年2本、15年2本、16年1本)。中村が1発を多く放っている投手は(1)金子千尋9本(2)吉川光夫8本(3)杉内俊哉、田中将大=各6本(5)小野晋吾、涌井秀章=各5本で、5本以上は6人目。3年で5本を打ったのは金子(06年2本、08年3本)田中(07年2本、08年1本、09年2本)に次いで涌井が3人目だ。
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さすが、ライオンズの4番、中村選手!!!
職業が「バッター」と言う発想が、凄いです\(^o^)/
もうすぐ、得意の交流戦です!
バンバン、ホームラン頼みますヨ〜\(^o^)/
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