「【西武】高橋光成ロングインタ「野球は生活の一部ですね」」
(スポーツ報知 2月19日)
2月1日にキャンプインしたプロ野球。注目選手の一人は高卒ルーキーながら昨季、5勝を挙げた西武の高橋光成(こうな)投手(19)だ。今季は2年目で初めて抜てきされ、1軍主体の宮崎・南郷キャンプに参加するなど、球団の期待がうかがわれる。「目立つことが苦手でマイペース」という19歳の若武者が野球について、家族への思い、プライベートなどを語った。
プロ1年目の昨季は球団の「じっくり無理させず育てる」という考えから、春季キャンプも開幕も2軍スタート。しかしチーム事情から、8月2日に1軍に昇格した。「1軍の環境にびっくりしましたね。キレイだったり雰囲気だったり」と感じたという。では、1年目を終えて実感したことは?
「ずっと野球をやってきたんですけど、一日中やるっていうことはなかったので、体が慣れなかったです」
初登板こそ敗戦投手になったが、8月に4勝を挙げ史上最年少(18歳6か月)で月間MVP獲得。最終的に5勝2敗の数字を残した。そして2年目を迎える。
「2年目ということで研究されてきて、本当に大事な1年になる。まずはしっかり結果を残すことだと思います」
昨年3月17日のイースタン・リーグ、DeNA戦では自己最速の154キロを叩き出した。
「スピードが速くて損はないと思いますし、速いボールを投げたいというのもあります。でも、それよりも今は『強い球』を投げようというのを意識してやっています」
光成が考える「強い球」というのは。
「バッターが分かっていて打てないボールが一番すごいんじゃないかと思っています。ストレートを待たれていても、ファウルが取れたり空振りが奪えるボールを理想としているので、伸びる球だったり重い球だったり、そういうボールを投げたいです」
前橋育英高2年だった2013年、夏の甲子園で優勝、翌年のドラフト1位で西武に入団した。
「親戚が増えましたね(笑い)。よく言うじゃないですか? 本当に、それは感じましたね」
昨年の12月27日、前橋市の上毛新聞敷島球場で野球教室を開催。故郷・群馬の野球少年たちが光成を憧れの目で見ていた。
「(自身には)憧れの選手はあまりいなかったですね。小学校の時あまりテレビでプロ野球を見ていなかったので。すいません、なんか見てなくて(笑い)。やっぱり野球は見るより、やるほうが好きだったので」
その敷島球場では、6月24日に公式戦のロッテ戦が行われる。狙うのは、もちろん凱旋白星だ。
「やっぱり投げたいですね。地元ですし。去年も群馬(4月5日、桐生でのイースタン・リーグ、ヤクルト戦)で投げさせてもらったんですが、いい結果を残せなかった(6回5失点)ので、今度は勝ち試合を見てもらいたい」
自身にとってのライバルは誰なのか。
「う~ん、この選手というのはいないですけど、安楽(楽天)、浅間(日本ハム)、岡本(巨人)といったジャパン(U18日本代表)で一緒にやったメンバー、対戦したことある“同級生”には負けたくない」
時折見せる笑顔が印象的だが、人からは「ふざけてると言われます」と意外な答えが返ってきた。自分の性格を分析してもらうと―。
「なんですかね…。マイペース…、シャイですね。カラオケもあんまり歌わないです。恥ずかしいです…。あんまり目立ちたくない。なんですか、目立ちたいところもあるんですけど、宴会とかで前に出るといったタイプじゃないです。まぁマイペースですね」
オフには念願の運転免許を取得した。
「まぁ1回落ちたんですけどね(笑い)。教習所の方がすっごいいい人で、仮免も1回落ちたんですけど…その人がじっくり教えてくれました。車好きなんで、よく調べています。(乗りたい車は)あるんですが、内緒です」
19歳のプロ野球選手は普段はどう過ごしているのだろうか。少しプライベートに迫ってみた。
「買い物が好きですね。去年ちょっと、いらないものを買いすぎたので反省しています。なんか分からないんですが、持ってる物を欲しくなっちゃうんですよ。バッグを買ったばかりなのに、見に行ったらバッグを欲しくなっちゃう。靴も買ったばかりなのに、また新しいのが欲しくなっちゃう。見たら欲しくなっちゃうんです。だから危ないんで、ちょっと買い物を控えようかなと思っています。今年は」
どうやら“爆買い”をしてしまうようだ。寮では誰とどんな生活を過ごしているのか。
「仲がいいのは勇さん(佐藤勇投手)ですね。ホント毎日楽しいですよ。部屋では暇です。でも最近ハマってるのはDVD観賞。『ジュラシック・パーク』とか『トランスフォーマー』とか『ドラえもん』とかいろんなジャンル見てます。泣けるのは“犬系”です。『ひまわりと子犬の7日間』、めっちゃ泣きました。あれは泣けます。動物系だと泣いちゃうんですよね」
昨年、福岡遠征帰りの空港で「あばれる君」を見かけて興奮していた光成。好きな芸能人は。
「いないです。昔からいないです。でも、芸能人に会ってはみたいです。誰でもいいんで会いたいです。ミーハーになっちゃうんです。1軍だと球場に来るじゃないですか。亀梨(和也)さん、ウエンツ(瑛士)さん、ぐっさん(山口智充)。『すげぇ』『写真撮りたいなぁ』と思ったけど、声かけられなかった」
そして、19歳は、照れながらも、好きな女性のタイプを答えてくれた。
「恥ずかしいな。優しい人ですかね。定番ですよね、尽くしてくれる人がいいですね」
まだまだ若いことを承知で、結婚についても聞いてみた。
「いや~まだ考えてないんですけど、早いうちに結婚したいです。子供欲しいですね。子供は好きで、今2歳のいとこがいるんですが、めっちゃかわいいです。女の子欲しいです」
取得したばかりの免許でドライブしたい場所は「家が寮から2時間ちょっとで着くので、いい車に乗って帰りたいっす」と話していた。家族への思いも語ってくれた。
「父さんは本当に明るくて面白いので楽しいですね。家族好きですね。姉ちゃんと弟がいるんですが、みんなノリがいい感じなんで家はいつも騒がしいです。家族めっちゃ好きです。早く家帰りたいです」
最後に質問を2つ。プロ野球選手・高橋光成の最終目標は。
「あんまり数字を出すことは好きじゃないんで。やっぱり岸さんや西口さんのような西武ライオンズのエースになることが一番ですし、その上に日本を代表するようなピッチャーになりたいというのはあるので、そういったところになれていればいいかな」
では、光成にとって野球とは。
「なんだろう。今まで野球しかやってきてないんで。そう言われると難しいですね。やっぱりずっとやってきているので生活の一部ですね。自分の好きなことを職業にできるってことはなかなかないと思うので頑張れます」
◆高橋 光成(たかはし・こうな)1997年2月3日、群馬・沼田市生まれ。19歳。小学1年から「利根ジュニア」で野球を始める。前橋育英高では、1年秋から背番号1。2年夏の甲子園はエースとして初優勝し、U18野球W杯の日本代表に選出。14年、U18アジア選手権代表に選ばれエースとして準優勝に貢献。同年のドラフト1位で西武に入団。昨季成績は8試合5勝2敗、防御率3・07。189センチ、90キロ。右投右打。年俸1800万円。
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取得したばかりの免許でドライブしたい場所は「家が寮から2時間ちょっとで着くので、いい車に乗って帰りたいっす」と話していた。
光成投手の実家は・・・
若獅子寮から2時間ちょっとなんですか!!!
ならば・・・
是非「高橋りんご園」にお邪魔したいですネ\(^o^)/
(確か、実家の近くのはず・・・)
なんのクルマを買うのかも!
楽しみ、楽しみ、です(笑)
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