「ベストナインに8人!球史の中でも最強だった1992年の西武」
(11/28(水)週刊ベースボールより)

今季、10年ぶりのリーグ優勝を果たした西武からベストナインは12球団最多の6人が選ばれた。
投手・菊池雄星、捕手・森友哉、一塁手・山川穂高、二塁手・浅村栄斗、遊撃手・源田壮亮、外野手・秋山翔吾。
誰もが開幕から首位の座を譲ることなくゴールテープを切ったチームの牽引車で、納得の人選だろう。

ただ、過去に目を向ければ1チームからもっと選手が選ばれているシーズンもある。
例えば1992年の西武がそうだ。
森祇晶監督が率いるチームはリーグ3連覇を遂げたが、チーム打率.278、658得点、159本塁打、116盗塁、防御率3.52など各部門が軒並みリーグトップ。
まさに黄金期で投打のバランスが整っていた。

 この年のベストナインは以下だ。

 投手=石井丈裕(西武)
 15勝3敗3セーブ、防御率1.94

 捕手=伊東勤(西武)
 打率.263、4本塁打、49打点

 一塁手=清原和博(西武)
 打率.289、36本塁打、96打点

 二塁手=辻発彦(西武)
 打率.285、6本塁打、48打点

 三塁手=石毛宏典(西武)
 打率.297、8本塁打、52打点

 遊撃手=田辺徳雄(西武)
 打率.302、13本塁打、63打点

 外野手=秋山幸二(西武)
 打率.296、31本塁打、89打点

 外野手=佐々木誠(ダイエー)
 打率.322、21本塁打、54打点

 外野手=高橋智(オリックス)
 打率.297、29本塁打、78打点

 指名打者=デストラーデ(西武)
 打率.266、41本塁打、87打点

 西武からは8人も選出されているが、さらに同年、ゴールデン・グラブ賞も西武から8人選ばれているから、すごい。
92年は日本シリーズでも野村克也監督率いるヤクルトを破り、3連覇を達成。
球史の中で最強の1つに数えられるチームであったことは間違いないだろう。

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いやあ〜!
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