「“練習嫌い?”“技術の塊”…西口を評する証言の数々、注目される再出発」
(Full-Count 10月30日(金)13時3分配信)

 21年のプロ人生の引退会見で「練習が嫌いでしたか?」と聞かれた野球選手はいないだろう。西武・西口文也投手は独特のひょうひょうとした笑みを浮かべて答えた。「嫌いと言っても最低限のノルマはやりましたよ」。西口節に会見場は笑いに包まれた。

 練習の好き嫌いは本人の感覚によるところが大きい。適正な練習量であるかは周りが決めることではない。結果がモノを言う世界だからだ。

 確かに昔の西口は周りから見れば、表では練習をしないタイプの選手だった。横田久則2軍監督は「自主トレで自分とか潮崎が1時間前からアップしていると、あいつはロッカーにいる。『やらないのか?』と聞くと『キャッチボールを始めたら呼んで下さい』と言う。それでキャッチボールをやったら、すぐに家に帰っていたな」と当時を笑いながら思い起こす。

 一方で躍動感あふれるフォームは芸術の形容がふさわしかった。4歳下の土肥義弘1軍投手コーチは「僕も現役時にマネてみたけど、常人じゃできない技術が詰まっている。普通の人なら1つ1つを確認しながら投げるものを全部連続してできる。力の伝達に無駄がなく、最大限にパワーが出る。技術の塊のような人なんです」と評する。

 フォームのメカニズムの完成度が高かったのは医学的にも証明されていた。横田2軍監督は「ドクターが『これだけ長くやっていて、腕の関節にダメージの少ない投手は見たことがない』と驚いていた」と証言する。

第2の野球人生では海外視察も、「しっかりと勉強をしたい」
 晩年は周りから見ても、練習するベテランに変化した。父が西口と同学年というルーキーの高橋光成は「ダッシュで競っても負けるんです。西口さんはすごい」と舌を巻いた。才能だけで182勝を蓄積してきたわけではない。

 西口は今季限りでユニホームを脱ぎ、来季から新たな道を歩む。肩書は「西武ライオンズ編成部付」だが、指導者の顔も持つ。台湾、中国、オーストラリア、日本の独立リーグを中心に視察し、要望があれば指導も行う。最初は通訳も同行させるが、慣れれば単身での仕事になるという。決して現段階でのレベルが高くない選手を教えることで、指導論のベースを築く。

「いろいろな野球を間近に見られ、経験できることは自分の財産にもなるので、しっかりと勉強をしたいと思います」

 練習の好き嫌いがはっきりしているからこそ、メニューの必要性を熟知している。そんな男がワールドワイドに経験を積み、第2の野球人生をスタートさせる。

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21年のプロ人生の引退会見で「練習が嫌いでしたか?」と聞かれた野球選手はいないだろう。
ーーーマジ、笑っちゃいました(笑)

横田久則2軍監督は「自主トレで自分とか潮崎が1時間前からアップしていると、あいつはロッカーにいる。『やらないのか?』と聞くと『キャッチボールを始めたら呼んで下さい』と言う。それでキャッチボールをやったら、すぐに家に帰っていたな」と当時を笑いながら思い起こす。
ーーーーー人前では、そうなんですネ(笑)

横田2軍監督は「ドクターが『これだけ長くやっていて、腕の関節にダメージの少ない投手は見たことがない』と驚いていた」と証言する。
ーーーーーこれって、まだまだやれたってコト?

父が西口と同学年というルーキーの高橋光成は「ダッシュで競っても負けるんです。西口さんはすごい」と舌を巻いた。
ーーーーー親子(歳)リレー、見たかったです!

とにかく・・・
凄い話ばかりです!

是非是非、自伝を出してもらいたいものです(^O^)/
「ライオンズ一筋 西口文也」なんて、どうでしょう(笑)

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