「西武秋山が2日連続のV打で5連勝、3位に浮上」
(日刊スポーツ 8月22日(土)8時10分配信)
西武が秋山翔吾外野手(27)の決勝打と好走塁でロッテとのAクラス攻防戦の初戦を制した。3回に右翼への適時二塁打で先制点を入れ、暴投で判断よく一気に二塁から生還した。7回にはつなぎのマルチ安打でダメ押し点を演出。ヒットマンの働きで、今季3度目の5連勝を呼び込み、7月30日以来となる3位に浮上した。
二塁走者の秋山はホームを視野に捉えていた。3回1死二塁。渡辺の四球となるボールがバウンドして大きく三塁側ベンチへ転がる。捕手田村が一瞬、ボールを探した。「行ける」。奈良原三塁コーチは声で本塁突入を制止したが、迷わず突っ込んで生還した。冷静かつ自己責任を伴う好判断で、涌井にダメージを与える2点目を奪った。
相手エースへジャブも放った。好走の直前、1死二塁で涌井の沈むフォークを捉え、ライトへのライナーで前進した清田も及ばず先制適時二塁打とした。元同僚に対しては試合前まで2年間で通算28打数5安打と苦手にしていた。貴重な1本が2日連続の決勝打。しかもロッテを3位から陥落させ「普通のヒットと違うところで1本出てよかった」と殊勲打を受け止めた。
痛恨のミスから心機一転を図った。15日のソフトバンク戦で落球し、決勝点を献上した。挽回できる場はグラウンドだけ。18日の楽天戦ではスライディングキャッチで好捕も見せた。その試合が、相棒に別れを告げるきっかけとなった。
ルーキー時代から使い続けたグラブの一部が切れた。5年間、修理を繰り返しながら苦楽をともにした。メーカー担当者は「人間年齢なら100歳は超えている。でも秋山選手は大事に使い続けた」という一品。秋山は決断した。「福岡で大ケガをさせてしまい、でも楽天戦で1ついいのがとれた。これを区切りにした方がいいのかなと」。時として前へ進まなければいけない。20日の楽天戦から新グラブで守備へ向かう姿があった。シーズンの長い戦いと重なった。
13連敗の影響で3位ロッテには8日時点で最大4ゲーム差をつけられた。だが態勢を整え、Aクラス攻防戦の初戦を制し、3週間ぶりに3位に浮上した。「(ソフトバンク戦の)そういうプレーはなるべくしないようにしないと。でも次は周りを助けるプレーをしようと思う。いろんな人とカバーしあいながらですから」。決戦でのプレーが輝いた。
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ルーキー時代から同じグラブを使っているなんて!
秋山選手の人柄が、ここでも垣間見れますネ!
人間年齢なら「100歳」って・・・
凄すぎますヨ!
新しいグラブでも、バンバン好守、お願いしま〜す(^O^)/
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