「西武 幸運サヨナラ!ヒーローは田代?打球当たって併殺“消した”」
(スポニチアネックス 6月12日(金)5時31分配信)

今季初のサヨナラ勝利を演出したのは、前代未聞の珍プレーだった。試合後の西武ベンチ裏。ナインから「マーシー、ナイス当たり屋!」、「ヒーローインタビューは田代でしょ」の声が飛ぶ。一方で、宮地打撃コーチが「宇宙人だな」と言えば、河田外野守備コーチは「あれがまかり通ったら野球じゃなくなる」と渋面をつくった。

問題の場面は4―4で迎えた9回1死一、二塁。浅村の当たりは遊撃ほぼ正面のゴロ。この打球が、この日に1軍昇格したばかりで、代走に起用されていた二塁走者・田代の足に当たった。本人は「人工芝で打球がポンポンと速くなって避けられなかった。偶然です」と首をすくめたが、田辺監督は「当たってなかったらゲッツー(併殺)だった」と含み笑い。結局、田代の走塁死でアウトカウントは1つ増えただけ。2死一、二塁から中村が四球を選び、最後はメヒアが中前に運んだ。

佐々木責任審判は「打球が当たった時点でボールデッド。ただ(打球の)目の前で止まったり、悪質なケースは審判団の判断で2つアウトになることもある。今回は故意とは認められなかった」と説明したが、結果として“当たったもん勝ち”だった。

▼西武・メヒア(来日初のサヨナラ打)ストレートを待っていた。シーズン序盤はあまりチームに貢献できなかったからうれしい。

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「【西武】田代、サヨナラ“足”スト!打球当たりアウト、併殺免れた」
(スポーツ報知 6月12日(金)7時4分配信)

真っ青だった田代の表情が、みるみる明るくなった。同点の9回1死一、二塁。二塁走者の4年目外野手は、浅村が放った遊ゴロをよけきれず、右足に当ててしまった。「やらかしちゃった…」。この日昇格し、代走で今季初出場。唯一の見せ場で失態…と思った次の瞬間、「ん? 待てよ」と幸運に気付いた。西武に今季初のサヨナラ勝ちを呼び込んだのは、偶然のワンプレーだった。

浅村の打球は通常なら併殺コース。「6―4―3」と渡り、チェンジとなっていた可能性が高い。だが、田代に打球が当たったため、二塁走者がアウトとなり、広島・緒方監督の猛抗議も実らず2死一、二塁から再開された。故意なら2つのアウトを宣告される場合もあるが、結果的に併殺を免れる“好走塁”となった。

「よく考えたら併殺崩しになったし、浅村にはヒット(の記録)がつくし、良かったです」。ベンチに戻った背番号61は英雄扱いを受けた。中村の四球で2死満塁となり、最後はメヒアがサヨナラ打。ヒーローを問われた田辺監督は「田代でしょう。結果オーライ」と笑いながら即答した。

 最悪の併殺を“回避”した浅村からは感謝の言葉を繰り返され、「(趣味の)釣りのリールを買いましょうか」と声をかけられた。周囲から「よくやった」「わざとか?」と冷やかされ、今年一番の笑顔を見せた田代。A班(1軍)キャンプに抜てきされながら、3日目に故障離脱した“持ってない男”が、ミラクルボーイに変身した。

◆野球規則7・08(f)【注1】 打者の打ったフェアボールが、野手に触れる前に走者に触れたときは(中略)走者はアウトとなる。

◆野球規則7・09(f) 走者が、明らかに併殺を行わせまいとして故意に打球を妨げるか、または打球を処理している野手を妨害したと審判員が判断したとき、審判員は、その妨害をした走者にアウトを宣告するとともに(中略)打者走者に対してもアウトを宣告する。

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テレビで、この場面を見ているときは・・・

「ああ〜っ、田代選手、何やってくれてんの〜」
って、声を大にして、叫んでいましたけど・・・
実際は、影のヒーローだったんですネ(^∇^)

浅村選手から・・・
良〜い、ルアーを、買ってもらってくださいませ(笑)
なんと言っても、ヒット1本、得したんですから(笑)

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