「【西武】森、10号!高卒2年目9人目の快挙「思い切り振りました」」
(スポーツ報知 6月4日(木)7時4分配信)

西武・森が同点の4回に決勝の右越えソロ。2点リードの8回にはバックスクリーンへ11号ソロを放った。ドラフト制(1966年)後、高卒2年目以内での2ケタ本塁打は、14年の大谷(日本ハム)以来9人目の快挙だ。2日の右翼守備でエラーした汚名を一夜で返上した。

フルスイングを失うことはない。森の高く上がった打球は大きな放物線を描いて右翼席最前列へ消えた。同点の4回先頭。山井の140キロの内角低めの直球をたたき、交流戦1号となる10号勝ち越しソロ。「来た球を思い切り振りました。感触はよかったです」と堂々と振り返った。

2点差の8回2死。今度はサウスポー岡田のスライダーに泳がされながらもバックスクリーンへの11号ソロ。自身2度目の1試合2発だ。高卒2年目以内の2ケタ本塁打は14年の大谷以来9人目。清原、松井らレジェンド級に仲間入りし、昨季の大谷を1本上回った。それでも「光栄ですけどホームランバッターじゃないんで。狙うことなく逆方向に強い打球で単打を積み重ねていきたい」と自分を見失わない。

一夜でリベンジに成功した。2日の同カードでは右翼守備で右前安打をまさかの後逸。「『エラーは仕方ない』と言われていたけど、ああいう場面で悔しかった」と0―1から敗戦につながる2点目を奪われ、反省しかなかった。それでも前夜は「寝付きは悪くなかった」と快眠。落ち込まないのが森の強さだ。

5戦連続無安打に終わった先月27日の巨人戦後。東京ドームから埼玉・所沢市内の寮まで秋山に送ってもらうことになった。その道中、森は「おなかすきました…」とポツリ。寮の途中にある秋山の自宅に寄り、夫人の作る夜ご飯をちゃっかりごちそうになった。さらにその後も8歳上の先輩に、しっかり寮まで送り届けてもらうずぶとさ。とても19歳には見えない。

交流戦に入り、この試合前まで10戦33打数3安打、18三振と絶不調だった。「1打席目にヒットが出て気持ち的に少し余裕があった」というが、そう簡単に打てるものではない。「ホームラン打者ではない」のに年間29発ペース。170センチの小さな体には大きな可能性が詰まっている。

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「森2発!大谷以来の高卒2年目2桁アーチ!掛布、清原、松井の域」
(スポニチアネックス 6月4日(木)5時45分配信)

敵地で響かせた2発の快音。西武・森が右翼に10号、そしてバックスクリーンに11号。高卒2年目で2桁に到達も、19歳は謙虚だった。

「最近チームに貢献できていなかったのでよかった。でも自分はホームランバッターではない。今後も逆方向を意識して単打を積み重ねたい」

過去5試合で17打数3安打、打率・176。「逆方向への強い当たり」がバロメーターの森は2回に左翼線二塁打を放ち、勢いに乗った。4回は内角低めの直球を強振。高々と上がった打球は右翼席へ10号決勝弾だ。6回無死二塁では敬遠され、左翼席の西武ファンは大ブーイング。完全に自信を取り戻した若武者は8回に11号ソロを中越えに運んだ。

悔しさもバットに込めた。今季は炭谷の2番手捕手ながら打力を買われDHで出場。交流戦のセ主催では右翼で出場している。だが「急造右翼」で4試合目の出場だった前日の8回1死一塁ではエルナンデスの右前打を後逸し、一塁走者が一気に生還。リードを2点に広げられ、チームも負けた。不慣れな守備のストレスが打撃にも影響し、無意識に力んでいたことを反省。一夜明けたこの日のフリー打撃ではコンパクトなスイングで半数以上を逆方向に飛ばしていた。

これで高卒2年目では昨季の日本ハム・大谷を抜き、75年の阪神・掛布の11号に並んだ。大阪出身で幼い頃は阪神ファン。父・隆さん(47)に手を引かれ甲子園球場にも頻繁に足を運んだ。当然、森は「掛布さんのプレーは映像でしか見たことがない」と言うが父親にとっては大スター。「凄く光栄」と笑った。

田辺監督は森について、かつての同僚で同じく高卒から活躍した元西武の清原氏と比較し「清原は柔、森は剛」と分析。続けて「フルスイングの中でもミートする確率が高い」と高く評価した。

「このヒットとホームランで乗っていきたいです」と森。一振りで球場の雰囲気を変えられるスター性は「ミスタータイガース」と重なる。

≪シーズン29本ペース≫森(西)が10、11号本塁打。高卒2年目までにシーズン2桁本塁打をマークしたのは、昨季2年目の大谷(日)が10本打って以来、ドラフト制後9人目となった。チームはまだ今季54試合目で、森はシーズン29本塁打ペース。高卒2年目までに20本以上なら清原、松井以来3人目となるがどうか。

▼日本ハム・大谷(西武・森について)良い打者ですし、僕がどうこう言う立場ではない。(投手として)やる時は注意して投げたい。

▼森の父・隆さん(大阪府内の自宅でテレビ観戦)自分にとって掛布さんは神様みたいな方。85年の日本一の時も、岡田さん、バースさんとクリーンアップを組んでいた。凄かったという印象です。

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秋山選手の自宅にあがりこみ・・・
食事して・・・
なおかつ、そこから「寮」まで、送ってもらうとは???
う~ん、並の神経じゃあ、出来ませんよネ(爆笑)

森選手のパパは「タイガースファン」ですか!
まあ、大阪出身じゃあ、仕方ないです(笑)

そうそう・・・
中村パパがおっしゃってましたけど!
森パパは、実直な???お方だそうです(笑)

ちなみに・・・
中村パパは「ジャイアンツファン」だったそうです(笑)

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