「西武・森、2戦3発のモリモリ弾! 食堂のおばちゃんに感謝」
(夕刊フジ 4月17日 16時56分)
今春の宮崎・南郷キャンプで初の1軍スタートを切ったが、オープン戦では絶不調。
開幕前までは2軍戦に出場後も500球以上のティー打撃を課されるなど、
夜までバットを振り込む日々を過ごし、バテバテだった。
ある日の練習後、
若獅子寮に隣接する室内練習場にあったパイプ椅子にへたり込んだ。
しばらくして周囲が暗くなっていることに気付き、しきりに時間を気にしだした。
「今、何時っすか? もう6時過ぎてますか。ご飯食べにいかなあかん。
自分が食べないと、食堂のおばちゃんが仕事を終わらせられないんで。
食べたら? ウエート(トレーニング)です」。
肩で息をしながら立ち上がり、体を引きずるように寮へ戻った。
寮での夕食は午後6時から7時半までに食べる決まりだ。
少しでも早く食事が済めば、スタッフがすぐに仕事を片付けられると気遣ったのだ。
「そりゃ、しんどいですよ。でも、わがままなんか言ってられない」
気遣いを忘れない19歳。
2夜連続のアーチは食堂のおばちゃんに捧げる一撃だった。
・・・「深い〜」ですっ!
・・・良い話だなあ〜!
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